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日本語アカデミー設立の背景と想いをお伝えします

  • 執筆者の写真: Risa
    Risa
  • 2月25日
  • 読了時間: 3分

更新日:3月29日

1. なぜ日本語アカデミーを設立したのか?

「特定技能」ビザの下、外国人材が日本で活躍する機会が増えています。しかし、その背景に「日本語力不足で即戦力にならない」「日本の文化や職場環境に適応できずに離職する」という大きな課題がありました。

私自身、フィリピンの日本語学校の主任として、課題を目の当たりにし、「もっとスムーズな橋渡しができる仕組みを作らなければ」と強く感じたのです。


2. 現場で感じた課題

海外の日本語学校では、学習者が「試験に合格する」ことを第一目標として指導しています。一方で、日本の企業や登録支援機関からは「もっと即戦力となる人材がほしい」という声が多く寄せられています。

「日本語能力試験には合格したけれど、実際の職場では会話が通じない…」「指示がうまく伝わらないことがある…」「文化の違いが多すぎて、何度も注意するのに疲れる…」

こうした課題に直面するうちに、単に日本語を教えるだけではなく、「送り出し」と「受け入れ」を一貫してサポートする仕組みが必要だ」と痛感しました。


3. 目指す未来

単なる「日本語教育」ではなく、実践的な言葉と文化理解を重視した指導を行うことで、企業と外国人材がともに成長できる環境を作る。それが、日本語アカデミーの目指す未来です。私たちは、日本の職場で 「困らない日本語」 を教えるだけでなく、外国人材が安心して働ける環境づくりをサポートし、企業との橋渡しを行います。


4. なぜ日本語アカデミーが行うのか?

私は現在、フィリピンの日本語学校で主任を務め、現場の最前線に立っています。その中で、日本で働く学習者たちの努力や不安、日本で受け入れる企業の期待や悩みを 「当事者目線」で見てきました。外国人労働者の立場を理解しているからこそ、最適な日本語教育と支援を提供できると確信しています。


5. 今、取り組む理由

「特定技能」制度が本格的に進む中で、登録支援機関の役割はますます重要になっています。今、この瞬間も、多くの外国人材が日本での就職を夢見て学び、企業は即戦力を求めています。日本語学習は、早く始めるに越したことはありません。言葉は「必要になってから」学ぶのではなく、「必要になる前」に身につけておくことが成功のカギ。特定技能の外国人材がスムーズに日本で働けるよう、今こそ支援の仕組みを強化するべきタイミングなのです。


6. 具体的な取り組み

日本語アカデミーでは、次のような取り組みを行っています。

  1. 現場で役立つ実践的な日本語教育

    • 日本の職場で使う「リアルな会話」を中心に指導

    • 職場でのロールプレイやケーススタディを活用

  2. 文化・ビジネスマナーの指導

    • 日本の企業文化、仕事の進め方を学ぶ

    • マナー研修(挨拶・報連相・敬語)、日本文化の学習

  3. 送り出し機関・登録支援機関・企業の連携強化

    • 入国前の日本語サポート

    • 入国後の日本語フォローアップ支援



7. まとめ

日本語アカデミーは、単なる日本語教育機関ではありません。外国人特定技能労働者が 「日本で安心して働き、企業とともに成長できる環境」 を提供することを目指しています。私自身が現場で感じた課題を解決するために、このアカデミーを設立しました。


これからも、日本と海外の架け橋となるべく、全力でサポートしていきます。




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